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2026.08.17予防歯科

最新調査で6割超|80歳で20本の歯を残す「8020」という考え方

「8020(ハチマルニイマル)運動」という言葉をご存じでしょうか。「80歳になっても、自分の歯を20本以上残そう」という取り組みで、1989年に始まりました。

なぜ20本なのか。歯は全部で28本(親知らずを除く)あり、そのうち20本以上残っていれば、多くの食べ物を不自由なく噛めるとされています。つまり8020は、「一生自分の口でおいしく食べ続けよう」という目標なのです。

数字が語る、予防の力

この運動が始まった頃、80歳で20本以上の歯を保っている方は、わずか7%程度でした。当時の高齢者の歯は、平均で4〜5本しか残っていなかったのです。

ところが、その後の状況は大きく変わりました。厚生労働省の令和6年(2024年)の調査によると、8020を達成している方の割合は61.5%にまで増えています。実に6割を超える方が、80歳で20本以上の歯を保てるようになったのです。

7%から6割超へ。この変化は、歯を守る意識が社会に広まり、予防への取り組みが実を結んだ結果だと考えられています。「歯は年をとれば失うもの」という時代から、「きちんとケアすれば一生使えるもの」へと、常識が変わってきたのです。

それでも、油断はできません

一方で、注意しておきたいこともあります。8020の達成率は上がりましたが、歯周病を抱えている方は依然として多く、年齢が上がるほどその割合は高くなります。歯を失う原因の多くは、虫歯と歯周病です。そしてこの2つは、いずれも予防できる病気です。

大切なのは、「痛くなってから治す」のではなく、「痛くなる前に防ぐ」こと。虫歯も歯周病も、自覚症状が出た時点ではかなり進んでいることが少なくありません。だからこそ、症状がないうちから定期的にお口をチェックし、きれいに保っておくことに意味があります。

予防は、続けることで力になります

一度削った歯、一度失った歯は、完全には元に戻りません。だからこそ、失わないための日々の積み重ねが何よりの財産になります。

R歯科医院は、1986年の開業以来、この予防歯科に力を入れてまいりました。80歳になっても、その先も、ご自分の歯でおいしく食事を楽しんでいただけるように。私たちは、これからも一人ひとりのお口の健康に寄り添ってまいります。

まずは、気になることがなくても、定期的なチェックから始めてみませんか。

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